昭和レトロな「MEIKO(名巧舎)」の女神のネジ巻き「総体振置時計」

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日本の当時の時計メーカー「名巧舎(めいこうしゃ)」の女神のネジ巻き「総体振時計(置時計)」です。
「総体振時計」は、先に出品のユンハンス女神の商品説明を参考にしていただければ幸です。

時計裏のネジでゼンマイを巻き、振り子を揺らすとカッチンカッチンと振れだし時刻を刻みます。カッチンカッチンの調子外れはやがて停止に。この時は、一定リズムになるよう軸針と軸受(写真6)の位置を若干ずらすなどの調整を行います。

女神本体は金属に装飾樹脂?、台座は樹脂、時計・振り子は樹脂と一部金属、文字盤面は樹脂ガラス?などでしょうか。

文字盤12時下にドイツの名門時計メーカー「ユンハンス」の「八芒星」と同じマークが、星の中に「J」はなく、両側に「MEIKO CLOCK」と中央に「I?」(写真14)。裏蓋には「JAPAN」の打刻も(写真18)。
出品の女神は、愛知の「名巧舎(名巧時計)」の製品で、 戦前のユンハンスの「総体振」女神を戦後にコピーしたものとネット情報。戦後の広告では、女神の外観は変わらず時計のデザインが年代で変わっているようです。
昭和20年代は、ローマ数字の文字盤もありますが、「八芒星」内の英語社名や「総体振」女神の外観は出品と変わりません。
昭和30年代は、女神は変わらず、文字盤は星に代わり「MEIKO」の社名が、時計の装飾は簡素に。
年代特徴から、出品の「総体振」は「名巧舎」の昭和20年代の製品で、少なくとも経年70年のビンテージ品です。
なお、女神の外観はオリジナルユンハンス女神に酷似です。

経年70年の相応の汚れやキズは見られますが、目立つ欠けやヒビ、変型などの損傷、文字盤面のキズや欠け、ヒビなどの損傷もほぼありません。経年による時計の調子外れは調整要ですが、経年の割には状態は比較的良好です。

大きさ(㌢)重さなどはおよそ次の通りです。
【全体】全高34.5、横幅・奥行13.5/
重さ1070㌘/
【女神】高さ29.5、台坐12/
【時計】直径5.5、厚み3.5/

ゼンマイを巻き(巻き過ぎは注意下さい)、ツマミで時刻設定、振り子の調子合わせを行い「総体振」の継続動作を確認。遅れ進みは写真15矢印のナットを動かし錘を上下して調整、経年でナットが十分動かず調整難で未調整です。性能・精度保証は出来ませんが、昭和レトロ時計としてインテリアにも最適ではないでしょうか。

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カテゴリー:家具・インテリア>>>インテリア小物>>>インテリア時計
商品の状態: やや傷や汚れあり

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